ブライダルはそもそもリピート産業ではないので他業種のWEBサービスやコンサルティングを踏襲したりアウトソースしたところでうまくいかない。 自社のことは自社のスタッフがいちばん分かるし、地方のことは地方にいるスタッフがいちばん分かる。だからこそ、インハウスでの教育が必要だと考えています。
フェアのタイトルや写真のセレクトなど、考えたり工夫する必要のある、いわゆる頭脳を使う部分をアウトソースしてしまう企業も多いです。しかし、これでは一時期改善しても、またアウトソースに依存する体質を生みだしてしまう。上手くいっている時はまだ良いですが、効果が落ちた時に何が良くて悪いのか社内にノウハウは全く残りませんよね。
集客は生命線。その頭脳部分はインハウス化しなくてはダメだと思っています。特にWEBマーケティングのスキルは、支配人レベルのポジションにこそ必須だと思うんです。
弊社の場合、各会場の支配人には、経営者視点を持たなくてはいけないと常に伝えています。接客や成約については支配人はもともと責任を持っている。しかしこれからは、集客もハンドリングして両輪を担う存在でなくてはならず、そのためには当然、WEBマーケティングの知識は必要不可欠です。
同感ですね! 経営層と支配人、スタッフがWEB集客のメカニズムを理解している組織がやっぱり強いです。その点、T&Gさんはいち早くそれに気づかれている。さすがです!
スマホで見られるので、移動が多いエリアマーケティング担当者からは「スキマ時間に学習できる点が嬉しい」という声がいちばん多いですね。コンテンツも2分から5分程度なのでちょっとした合間に学ぶことができます。
それはよかったです。コンテンツが100本以上あるので、皆さんには細切れでもたくさん見て頂きたいです。
30分の無料相談が可能というサービスもとても役に立ちます。動画を見てもクリアにならない課題を補完してもらえ、個々が抱えている問題点はどのコンテンツを見ればいいかを具体的に教えてもらえる。何が足りていないのか?どれを見れば課題改善につながるかといったサジェストにもなっています。
弊社も昨年20周年を迎えました。そんな節目のタイミングで「自らをアップデートしよう」というビジョンを掲げています。イノベーションになると大げさですが、アップデートであれば日々のちょっとした行動でも変えていける、それが力になるという思いが込められているんです。なので今まではどちらかというと社内だけで完結していた部分があるんですが、今は競合他社の皆さんと、接客や教育方法、マーケティングなどあらゆる分野についてナレッジの交換をする場を設けています。その中で、どの企業からも話題に上がるのが、WEBマーケティングに長けた人材が少ないということ。社内でWEBのスペシャリストを増やしたいという思いは、どこも切実なようです。
エリアごとの特性や自社の魅力をどのように掛け合せて、WEB上で効果的に訴求していくかを考えぬくのがWEBマーケティング。だからこそ自社化を進めているのですが、1会場ごとに現地に担当を置くべきなのか、本社機能として持つべきか、そこはまだ答えは出ていないですね。
私は常に「1会場ごとに担当者を最低1名置いてください」といろんな場所で発信しています。会場ごとに強み、競合、花嫁さんの趣味趣向も違う。そこを読み切るには専用担当者が必要だと思います。ただとは言え、人材配置は経営の根幹。様々なご事情からすぐにその体制を構築するのは難しい部分もあると思います。
そうですね。それにはWEBマーケターの人数を増やす必要があります。僕は、女性が多いウエディングプランナーのキャリアチェンジの1つとして、WEBマーケターというのは本質的だと思います。お客様のこと、現場のこと、競合のことを誰よりもよくわかっていますし、ママになっても働ける。体制として在宅なども検討していきたいと考えています。
ほんとですね。まずはしっかりとWEBマーケティングを学び、自社で集客できるようにする。このサイクルをぜひ成功させたいです。
【前編】全エリアで取組み開始!
T&Gが見据えるWEBマーケティング改革とは|テイクアンドギヴ・ニーズ様
【後編】創業20周年は自らをアップデート!インハウスWEBマーケターの育成を強化|テイクアンドギヴ・ニーズ様
来館数125%UPの次は
「ウェディングWEBプランナー®」が活躍できるチームを立ち上げる|株式会社R&Jザ・ワークス
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マーケットを牽引する太閤園の組織力 | 株式会社藤田観光 太閤園
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