コロナウィルスが蔓延し、外出自粛が余儀なくされる今、結婚式の集客をし続けるためにも、結婚式場側はオンライン接客を取り入れることをおすすめします。
今回はおすすめのツールをご紹介。なじみのあるツールから、SoZoがオンラインmtgで使っているツールまで厳選してご紹介します。
ブライダル業界は長年、対面での接客、現場主義を貫いてきました。ですが、コロナウィルスが蔓延するいま、得意とする対面での接客が叶わなくなってきています。
対面の良さをオンラインでも体感できる方法はないのか? そこで注目したいのが、オンライン接客という手法です。
IT系の会社では、インサイドセールスと言って、初回の商談をオンラインで行う営業部隊が存在しています。ブライダルの外を見れば、オンラインで営業するというのは既に当たり前の方法論なのです。
オンライン接客は、もちろんブライダルでも有効です。何故なら会場の見学以外は、オンラインでも十分お話できる内容だからです。
オンライン接客を取り入れる理由として、コロナウィルスが蔓延する世の中の状況があります。
2月後半から3月中旬くらいまで、は大都市圏では
結婚式のキャンセルもしくは延期が多くなってきた、という話がよく聞かれました。
また、規模が大きい結婚式は延期、カジュアルな結婚式はキャンセルになる状況が各地で起こっていると、多くの報告がありました。
しかしこの時はまだ、来館予約には影響がありませんでした。
ところが、東京都知事が会見を通じて「外出自粛要請」を都民に通達。これを受けた3月28日・29日の週末は、特に東京・関東を中心に、来館の大打撃があったかなという状況です。
誰にも予想がつけられないとは思いますが、間違いなく言えるのは、感染が広がっていくのであろうということです。
また、どれくらいで収束するのかも、誰にも読めません。
そんな状況下ですが、今後コロナウィルスが拡大するということを踏まえて、しっかりとした対策をとっていかなくてはなりません。
その中でおすすめするのが、結婚式のオンライン接客です。
SoZoのサービスのひとつ、SOZO集客大学では毎月オンラインの無料相談会を開催していますが、そこでもオンライン接客ツールを使っています。
また、オンライン無料相談会にご参加いただいている会場様には、オンライン接客を取り入れましょう、ということをお伝えしています。
さっそく、結婚式検討のユーザーに向けたオンライン接客にオススメのツールをご紹介しましょう。
取り入れて頂きたいのは3つのツールです。
・LINE
・Skype
・Zoom
この3つのオンライン接客ツールをおすすめしています。
何故3つかというと、お客様のご要望にあわせて、オンライン接客ツールを使い分ける必要があるからです。
LINEに関しては、ほとんどのお客様がダウンロードDLしているため、ハードルが低いです。今の20〜30代なら、ほぼ100%と言えるのではないでしょうか?
しかも、日常的に使っているツールのため、オンライン接客に使いますよ、とご案内してもイメージが付きやすいでしょう。
しかし、非常にパーソナルなIDとなるため、来館前のお客様に求めるには、少しハードルが高いかもしれません。
とは言え3つのオンライン接客ツールのうち、「LINEしかありません」というお客様もいらっしゃると思いますので、LINEをオンライン接客ツールとして使うことは、ぜひ検討にあげていただきたいです。
オンライン接客ツールの中では、Skypeは一番馴染みがあるかもしれません。今回ご紹介する3つのオンライン接客ツールの中で、最も歴史のある非対面の双方向コミュニケーションツールがSkypeです。
しかし、双方でSkypeをダウンロードしていないと通話ができないというデメリットも。
元々Skypeを入れている人であればハードルは低いでしょう。
LINEほどパーソナルなIDではないが、お互いのIDを繋ぐ必要がある、というのがSkypeの特徴です。
メリットは、Zoom同様画面共有ができること。普段接客ツールとして使っているパンフレットやイメージがあれば、画面共有で見せることが可能です。
SoZoのオンラインコンサルティング、SOZO集客大学のオンライン無料相談会でも使用しているツールがZoomです。
Zoomの良いところは、お客様側にIDをいただかずとも、主催者側がURLを共有すれば
誰でも参加出来るという点です。
LINEやSkypeのように、パーソナルなIDを受け渡ししなくて良いため、オンライン接客ツールとしてもハードルが低いでしょう。
Zoomの問題点としては、無料版だと制限があることです。複数人を繋げた場合、話ができるのは40分まで。新郎新婦がふたり揃った状態でアクセスしていただけるのであれば、時間の制限なく、使うことができます。
特に最近ですと、テレワークの影響で、会社のオンライン会議にZoomを使用する会社さんも増えてきています。もしかしたら、新郎新婦様が既に使っている可能性もあります。
そうなると馴染みがあるツールになるため、ハードルは低くなりますね。
また、Zoomの一番良いところは、資料を画面共有ができて、資料をお互いに共有できるという点ところです。Skypeもできますが、LINEはできません。
それぞれの特徴を踏まえると、PCを持っているお客様には、Zoomが一番使いやすく、オススメなオンライン接客ツールにはなります。
しかし、この中の1つだけの導入するということは、オンライン接客に対応できるお客様が限定的になるということ。つまり接客できないお客様が生まれる=非常にリスクとなります。
3つのツールをすべて導入し選択肢を提示することがとても重要になのです。
これから、自粛度が高くなるにつれて、結婚式場側がオンライン接客に対応することは必須となってきます。その時に慌てて使用するのではなく、今のうちからオンライン接客に慣れておくことが重要です。
そして、オンライン接客でよいので結婚式場を検討したいというお客様と、オンライン接客をどんどん試していくことが重要になっていきます。
オンライン接客を導入するに当たり、お客様のタイプ別接客方法をご紹介します。
お客様の考え方に合わせて、柔軟な接客をしていきましょう。
見積もり提示までをオンライン接客で行い、、見学に誘導しましょう。
事前に必要情報は提示しているため、当日は見学、後は決めてもらうだけという、時短接客が可能になります。
リアルの場での接客同様、オンライン接客が勝負の場だと思い、普段どおりの接客を行ってください。
見学しないと決められないリスクをヒアリングし、リアルの接客と同様、お客様のリスクや不安をクリアにする接客が重要です。
やっぱりオンライン接客では決められない!というお客様も一定数存在します。
その方たちにはしっかりと日程変更やキャンセル料の規約などを事前に説明をした上で、LINEのIDや携帯電話番号など、繋がり続けるツールを得ることをゴールにしましょう。
オンラインなかなか人肌が感じられないと思いがちですが、一度顔を見てお話しできると、メール・電話とは比にならないほど、親近感が変わってきます。
オンライン接客で顔と顔を合わせた上で、LINE IDや携帯電話番号をいただくことがオススメです。
LINE IDや携帯電話番号があれば、ダイレクトにメッセージを送ることができます。
今後、コロナウィルス が収束した時には、オンライン接客を受けて頂いた方限定のフェアなどの誘致がダイレクトにできるので、大きなメリットとなりまです。
今回は、結婚式場検討フェーズの"来館”という観点でオンライン接客のメリットをお伝えしました。
が、オンライン接客は、成約となり、打ち合わせなどが必要になってきたときにも有効なツールとなります。
打ち合わせの度にわざわざ来館していただく必要がなくなり、お客様にとっても、企業にとってもメリットとなります。
一見ハードルが高く感じるオンライン接客ですが、LINE等、普段から皆様も使っているツールです。
ぜひオンライン接客を取り入れて、ブライダルの接客のあり方を変えていきましょう。
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