SoZo株式会社が運営するSDGsを推進するビジネスパーソンのための情報サイト『ツヅケル』では、Z世代のSDGsそのものに対する意識と就職活動における企業選びとの関係性を明らかにする調査プロジェクト「【Z 世代】SDGs シューカツ解体白書」を立ち上げ、WEBアンケートを実施しました。
※回答数:601名(52.8%が法政大学・大学院生、残り47.2%が他大学の学生)
「自分はSDGsについて、どの程度知っていると思いますか?」という問いに対して「全く知らない」と回答した学生はわずか2%、98%の学生がSDGsを認知していることがわかりました。また、3人に2人は「17の目標の内容を知っている」よりも深い知識を有しており、半数の学生が具体的な課題+αの知識を有すると回答しました。
Q.自分はSDGsについて、どの程度知っていると思いますか?(単一回答)
さらには、「興味のあるSDGsの目標を教えてください(複数回答可)」という問いに対しては半数の学生が「目標4 質の高い教育をみんなに」と回答。続いて「目標5 ジェンダー平等を実現しよう」「目標1 貧困をなくそう」が40%台となりました。
Q.興味のあるSDGsの目標を教えてください(複数回答可)
また「企業の商品やサービスで以下が考慮されているとポジティブに受け取るものはありますか?」という問いに対しては1位が「目標1『子ども食堂』『ひとり親支援』など貧困問題への対策となる商品・サービス」。次いで2位は、「目標4 男女や貧富、地域の格差なく受けられる『教育』のための事業」となり、共に50%以上が関心を寄せました。
Q.企業の商品やサービスで以下が考慮されているとポジティブに受け取るものはありますか
(複数回答)
「働くときに福利厚生や環境整備として対策されているとポジティブに受け取る目標があったら教えてください(複数回答可)」という問いの1位はまたもや目標4。「質の高い教育をみんなに」――すなわち「社員、アルバイト、契約社員など全員への質の高い研修・教育サポート」に60%以上の学生が回答。2位は目標5に該当する「女性の管理職比率、役員比率」となりました。
Q.働くときに福利厚生や環境整備として対策されているとポジティブに受け取る目標があったら
教えてください(複数回答可)
今回の調査結果から浮き彫りになったのは、Z世代の学生たちは総じてSDGsに対するリテラシーが平均以上であり、就職活動に際しては「目標4:質の高い教育をみんなに」を軸に、企業の研修や教育環境といった取組みに関心を払っていることでした。
「どうして目標4にZ世代の関心が集まると思う?」という問いに対して、プロジェクトメンバーから「教育は私たちの中で一番身近なテーマではあります」という意見が出ました。 確かに企業が展開するサービスへの興味関心という点では、「身近さ」ということが一つの理由かもしれません。それだけではありません。彼らがなぜ、教育を求めるのか?という問いを深める中で見えたのは「失敗はしたくない」という思考でした。
メンバーの率直な意見は、社会に出る前のZ世代が、働くことをどう捉えているのか?を
垣間見ることができます。
ぜひ調査データで、リアルな学生の声を御覧ください。
ー 私たちはSDGsに取り組んでいます ー
© SoZo Inc. All Rights Reserved.