はい!ブログを強化することにしました。
というかきちんと私が実現しようと考えているブライダル業界への貢献の形を多くの方に知っていただく機会をもっと作るべきだということで思い立ち、久々に更新しています。
なので今日は大きな全体感についてのお話を少々長文でお届けします。
※少々生意気に感じる方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご容赦ください。
私は現在、ブライダル業界には大きな問題点が3つあると思っています。
1つ目は
ブライダルの事業者の皆さんがWEB集客に関する知識が乏しいままこの10年ほぼ変わっていないということです。
私がブライダルのWEBメディア事業に参入して10年ですが、一般企業と比較するとスペシャリストの人口も少ないと言えます。
2つ目は
ブライダル業界の離職率の高さです。
特にウェディングプランナーは華やかな雰囲気とは裏腹に激務の中、3~4年で多くの方が離職をしています。
3つ目は
ブライダル業界全体の発信力の弱さです。
多少の差はあれど、結婚式場や多くのブライダル関連企業は「結婚式を検討するユーザー」へのアプローチ力しかありません。
いわゆる「ナシ婚」と呼ばれる結婚式をしないカップルの増加はこのアプローチ力が弱いことが原因であると私は考えています。
3つの問題点、
共通項があまりないように思えますが、私はすべて共通
「ブライダル業界がITにおいてガラパゴス化」
していることが要因となっていると思っています。ガラパゴスとは「独自の進化」とも解釈できますが、どちらかといえば「進化せずにずっとやってこれた」という状態です。ブライダル業界だけを考えれば、それでいいと考えることもできますが、まずいことに今、上記の問題にプラスα「花嫁さんをはじめとするユーザーとの意識のかい離」も起こってきています。これは業界的にはまずい状況です。
逆に言えば、ブライダル業界がWEBで魅力を発信する力を付けることが、今抱える多くの問題を解決する突破口になる!と私は考えています。
こんな見出しを掲げると、
「おいおい、じゃあ何故あなたは辞めたの?」
と思われそうですが。
私は古巣の「マイナビウェディング」をはじめとして「みんなのウェディング」「ハナユメ」はまだまだ発展し、どこか1つか2つがゼクシィに迫る巨大メディアに成長すると考えています。
それはもともと私がやっていたウェディングメディア事業「CRAS」をマイナビに事業売却し移籍を決めたとき
(つまりマイナビがウェディング事業に参入するとき)
にマイナビの役員で事業部長の西達矢氏が見ていた世界の受けおりだったりしますが、今でも私は必ずそうなると信じています。
「え、まだまだそんなに来館来てないよ」
「何を根拠にそんなことを言ってるんだ」
と一部の結婚式場の皆さんから言われそうですが、発展途上の段階です!とだけ、ここではお伝えしてまた別の機会に書いてみたいと思います。
それはさておき、そんな未来を思い描いて一生懸命お仕事をしながら、マイナビウェディングがちょうど第1ステージの成長まで遂げたなと思っていた編集長時代の2016年春頃。
私はふと
「マイナビウェディングに私がいなきゃ、この先、事業は成長していかないんだっけ?」
と思い始めたんです。
もちろんマイナビウェディングの仕事において礎を築く活動には貢献した自負もありました。
しかし考えた結果、答えは
「私1人がいなくても今後はマイナビウェディングが発展する事実に変わりはない」
というものでした。
ならばこれからの人生、私でしか立ち上げることができないブライダル業界の発展に寄与できる事業に人生をかけるべきではないか?
そんなことでたどり着いたのが、今の「ウェディングWEBプランナー」育成の事業です。
「ウェディングWEBプランナー」という職種がブライダル業界に根付けばどんな未来になるのでしょうか?私の夢の世界がどんな様子かを少しご紹介したいと思います。
まずプランナーの離職率が減ります。 それも成約率が高く28歳くらいのちょうど仕事的にも脂がのっている彼女たち。経営者であれば絶対に辞めてほしくない女性たちが辞めなくなります。なぜなら次に目指すステップアップ職種の「ウェディングWEBプランナー」の育成プログラムに選ばれたからです。
【未来予測ストーリー】
ちょうど結婚したい彼ができた彼女は悩んでいました。このまま土日休みじゃないウェディングプランナーを続けていけるのだろうか?仕事は他の人よりもできる自負はあるけど、この先、支配人になるでもなければ大幅な給与アップになるわけでもない。しかも支配人になったら、子供を産むなんて難しくなる。。。
そんな時に土日休みでも働けて昇給も見込める「ウェディングWEBプランナー」への抜擢とも言える教育プログラムへの参加が決定したのです。
次に集客が圧倒的に改善します。 各式場(各店舗)に1人ずついる「ウェディングWEBプランナー」がきちんと数字に基づいてWEB戦略を立案し、定点観測していきます。
【未来予測ストーリー】
ウェディングWEBプランナーの仕事で、まずはやるべきは最も集客の多いゼクシィnetの改善です。昨年は同じ広告費で120%の集客が実現できました。
今年の目標は広告費を1割削減しても昨年と同数の集客をゼクシィから獲得すること。そして残りの予算を他媒体にかけてさらなる集客総数アップを実現することです!今では数字を見ると、お客様の顔が浮かぶようになり、接客していたころと同じ感覚でWEBの数値を見ることができるようになりました。
そして来館単価が改善し、次の一手が打てるようになった一部の企業が結婚前の人たちに結婚式の素敵さをアピールできる成功事例が表れ始めます。
【未来予測ストーリー】
結婚式を挙げることは多くの女性にとって憧れです。むしろ結婚式をやらないこと=ダサい、もしくは社会人として恥ずかしいという価値観が広まってきました。
昔のように形式ばった場というよりも、親しい人たちと楽しく過ごす、とびっきりオシャレで意味のある時間!という価値観や具体的な様子がSNSなどを通じて拡散されていっています。
そんな未来を実現するための第1歩となる「ウェディングWEBプランナー」という私の夢。
ブライダル業界の中でITスキルを身に付けたスペシャリストの人口を増やしていくことでブライダル業界の発展に尽くしていきたいと考えています。
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