コロナウィルスにおける緊急事態宣言が、ついに日本全国が対象となりました。外出自粛はもはや首都圏・都市の問題ではありません。
たとえ外出自粛となっても、未来に向かい、結婚式をあげたいと考える新郎新婦はたくさんいます。
そんなニーズに応えるためにも、オンライン接客ツールの導入は喫緊の課題ではないでしょうか?
とは言え、セキュリティは本当に大丈夫なの?など、初めてのことには不安や悩みがつきものです。
今回は、【オンライン接客】結婚式場関係者におすすめのツールとは?でもオススメとご案内している、Zoomのセキュリティについて解説します。
オンライン接客のおすすめツールのひとつ、Zoom。SoZoでもコンサルや相談会で活用しているツールですが、セキュリティに関して気になる報道があったところです。
個人情報を大変多く取り扱うブライダルで、Zoomを使っても大丈夫なの? その不安をあつみがずばり解説します。
前回、【オンライン接客】結婚式場関係者におすすめのツールとは?で、オススメツールの1つに「Zoom」をご紹介しました。
しかしながら、最近セキュリティが怪しいのではないか?というニュースも出てきまています。
オンライン接客を始めようと思っても、セキュリティに問題があってはオンライン接客ツールとして導入に踏み切れない。そんなブライダル担当者に向けて、Zoomのセキュリティについて解説していきます。
オススメのオンラインの接客ツールで、SoZoでもオンライン会議に活用しているZoom。
全世界的にリモートワークやテレワークが推奨される昨今、人との繋がりを求め、Zoomを活用しオンライン上で同じ時間にお酒を楽しむ「Zoom飲み会」という言葉も生まれているほど、国内でも浸透してきています。
Zoomはアメリカのベンチャー企業が手がけるツールです。特にコロナウィルスが蔓延してからは急成長していて、1,000万人だったユーザーが、現在では世界で2億万人になったと言われています。それくらい、多くの人に使われているツールなのです。
そんな急成長を遂げたZoomですが、本国アメリカで、FBIからセキュリティに関して警告があった、という報道がなされたのです。
セキュリティ(パスワード)をかけていないZoomの会議に第三者が勝手に入ってきて、変な発言をしたり、画像を差し込んだり、チャットの欄にリンクを貼り、ウィルスを仕込まれるという『Zoom Bombing(Zoom爆弾)』という問題が相次いでいたからです。
結果として、アメリカで次々とイノベーションを起こしている実業家イーロン・マスクの会社「スペースX」や、ニューヨーク市の学校などがZoomの使用を禁止しました。
また、NASAやAppleでも、Zoomの使用が禁止されるのではないか?と言われています。
ブライダル業界は様々な個人情報をたくさん扱う分野です。ここまで聞いていると、怖いなと思うところがありますね。
これらの現状を受けて、Zoomはどう対応したのでしょうか?
Zoom側の会見によると、最初のミーティングルームを作成する際に、パスワードを作成するかどうかをユーザーの任意にしていたが、現在では必須となり、セキュリティが強化されたそうです。
他にもセキュリティに関しては脆弱な点が多々ありましたが、Zoomはツールのアップデートよりも、セキュリティの強化を最優先課題として捉え、最新のバージョンでは、問題点は全て解消されたと言われています。最新のバージョンにアップデートすることで、セキュリティに関する問題は解消されたといえるでしょう。
さらに、Windows限定で様々な脆弱性があるのでは?という指摘もされていましたが、こちらもすでに修正バージョンがリリース済されています。最新のバージョンにアップデートすれば、問題なく使うことができます。
これらを踏まえ結論をお伝えすると、Zoomをオンライン接客のツールとして使用することは問題ないと言えるでしょう。
もしもZoomを使わずに、【オンライン接客】結婚式場関係者におすすめのツールとは?でおすすめしたLINE、Skype、その他のオンライン接客ツールをご案内したとしましょう。聞いたことがないツールですと、お客様の不安は大きくなり、機会損失に繋がりかねません。
ですのでその他のツールを使う、ということはあまりおすすめできません。
Zoomを3つ目のオンライン接客ツールとして使った上で、もしもお客様から「Zoomをオンライ接客に使って大丈夫なの?」と聞かれたら、Zoomはきちんとガイドラインに沿って対応しているツールであることをお伝えることが重要です。そうすることで、お客様も安心して頂けるはずです。
とは言え、最終的にどのオンライン接客ツールを導入するかは、各社のセキュリティポリシーにも関わってくるところです。
「結婚式の接客に、オンライン接客を導入したい」と思われたブライダル担当者様は、ぜひ一度会社のセキュリティ部門に確認してみてください。
その上で、オンライン接客ツールの導入を進めていただけたら、と思います。
全てにおいて言えることですが、何か新しいことを始めるときは、煩わしいことや心配なこと、不安なことが出てくるものです。
ですが、それらをやらない理由にしてはもったいないです。やってみることで好転することもあるし、失敗したとしても、そこから新たな気付きや学びが得られるからです。
これまでブライダル業界は、検討段階の接客を、リアルな対面で行ってきました。
長年の慣習がかなわない今、オンライン接客という新しい接客にチャレンジしていく上で、様々なトライアンドエラーが出てくることが想定されます。
ただ、これを乗り越えれば、成約後の打ち合わせや土日などの繁忙日にしか打ち合わせできないお客様との打ち合わせなど、様々な場面でオンライン接客のメリットを感じていただけるはずです。
もちろん情報漏洩は絶対にあってはいけないので、気になる点をクリアにした上で、色々な形でトライしてください。
ぜひ、結婚式場検討フェーズの花嫁に向けて、オンライン接客を取り入れてみてくださいね。
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