【対談】代表・あつみゆりか × CAO・小川卓 ブライダルの集客を語る

VOL.4 スクールとコンサルティングの活用で業界の活性化を目指す

代表・あつみ(以下あつみ):今の新郎新婦世代がウエディングに関する情報をインターネットで収集していてかつそれは主ルートになりつつある。長らく雑誌文化が根付いていたブライダル業界でその変化は大きなものです。Webマーケティングの重要性に気付きつつも対策を講じたり、取組むにはまだまだ大きな壁があります。

CAO・小川(以下小川):それはやはり難しいと感じてしまうんでしょうか?

あつみ:例えば私がウェディング媒体編集長時代にも、PV、UU、コンバージョンという言葉が出てきた段階でお顔に?マークが付いている方をたくさん拝見しました。

ブライダル業界用に翻訳されたWEBマーケティングのテキストが必要!

小川:「それを知ったところで何になるのか」を理解するのに、また時間がかかりますしね。ブライダルの仕事の多くは接客というサービス業ですから、数字で表現されることに抵抗感があるのは分からなくもありません。

あつみ:抵抗感をなくすには、ブライダル業界用に翻訳したWebマーケティングが必要なんです。業界特化型で、いらないものは思い切って削ぐ。逆に例えば「ブライダルフェア」に関してはタイトルや写真使いまで細かく網羅する、といった明日からすぐにでも使えるWebの知識が現場では求められているんです。

小川:既存のWebセミナーではなく、ブライダル業界に特化したWebマーケティングについて学べる場所。それが必要だと。今回私にCAOの話を持ちかけてくれた時もその必要性を熱く話されてましたよね。

リピートなし、かつ高額商品のブライダル業界はやはり特殊!

あつみ:そうなんです。WEBマーケティングをより分かりやすく。という側面と共にブライダル業界の難しさも実はスクールの必要性には関係しています。高額商品でリピーターなし、という特別な業界ですから。

そもそも一般のWebマーケティングの知識では対応しきれない部分も多くあります。またECだとWEBで購入まで完結しますが、ブライダル業界はその後のリアルな接客と結び付けて考えなくてはいけない。そのノウハウをお伝えしたいんです。

小川:それは新たに外部のWebマーケターを採用しても苦労しそうだな(笑)。難易度高いですね。

あつみ:もちろん優秀なWEBマーケターの方はいらっしゃるので外部からそういった方を採用するのも手です。しかし今のご時世、どこの業界でも引く手あまたの人材で採用活動はそれはそれでコストも時間もかかります。

私がイメージしているのは、マーケティングの知識を伝えるスクールと集客から成約までの底上げを図るコンサルティングを同時並行させること。

コンサルは短期的には改善が見込めますが、抜けた後にすぐに元に戻ってしまうことも多い。一方、スクールは育成への時間はある程度かかりますので、長期的施策となる。この短期的改善と長期的な施策の両軸を一緒に動かすことで、永続的に勝ち続ける状態を作ることが可能だと考えています。

必要性に気付いた式場様とまずは成功事例を作る!

小川:まずは、集客と成約を同時にアップさせるという成功事例をきちんと見せることが重要ですよね。それが何よりの説得材料ですから。

あつみ:はい。同業他社の成功体験を見ることで、「自分たちも我々の力で!」と奮い立つ企業が増えてくれたらいいなと。私はブライダル業界が大好きで、その業界をよりよくしたい!そう考えた時にこの事業に行きつきました。もちろん関わった式場様に勝っていただくことも重要ですが、実はそうしたWEBマーケティングを活用する式場が増えること。それはユーザーへのアピールが増えることとイコールです。「結婚式っていいよね」という価値観を今のお客さまに届きやすいやり方、例えば「写真」等で発信される機会が多くなることで業界の底上げを目指すことこそ、私の夢です。そんな思いからブライダル業界における初のWeb集客専門のスクールとコンサルティング事業を行っていきたいと思います。

   

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