ホームページ経由の来館予約数は「来館予約数=訪問数×予約率」という方程式であらわすことができます。「訪問数(UU)」「予約率(CVR)」のいずれかを上げれば来館予約数は伸びるということ、そして訪問数を増加させるために覚えておくべき構成要素について前ページまでは解説してきました。
今回は最も難易度の高い「予約率(CVR)」について解説していきましょう。
予約率(CVR)は「非常に難しい」考え方です。訪れた人をより予約に繋げるということは、一筋縄ではいきません。今回のパートでは、こういった要素があるのね~という事をまずは知ってもらうこと、あるいは少し考えが進んだ方であればまず真っ先に見直す箇所を知っていただくことが目的となります。
「予約率」に影響を与える要素の1つ目として「タイトル」が挙げられます。例えばHPのTOPページ。ここでは「会社名」や「式場名」と「ウエディング」というワードの掛け合せがタイトルの役割となります。ここでは探していたものと合っているか?ということが端的にユーザーに伝えられるかという観点が非常に重要です。
現実の世界に例えると「店舗の看板」といえるのではないでしょうか。それでは2つ目の要素を見ていきましょう。
「予約率」に影響を与える要素の2つ目として「写真」が挙げられます。 掲載されている写真の質や枚数が多いほど、利用者は式場をイメージすることが出来ます。写真が全く無い、あるいは見づらいサイトで皆さんは予約したいと思いますか?
写真はやはり予約率を上げるにおいて欠かせない要素になります。HP上で言うと、まず目につく写真、つまりスクロールせずに見れる写真が最も決め手になります。因みにスクロールせずに見れる領域のことを「ファーストビュー」と言いますので、覚えておきましょう! そしてそれは、現実の世界に例えると「入り口の見た目」といえるのではないでしょうか。いくら中身が良くても、入口の見た目が悪ければ、多くの人はその良さを理解せずに帰ってしまいます。それでは最後の要素を見ていきましょう。
「予約率」に影響を与える要素の3つ目として「興味あるコンテンツの有無」が挙げられます。ホームページを訪れて、良い写真があっても中身が無ければ予約をしてくれません。 ホームページ上では例えば、予約をしたいと思わせるような魅力的なブライダルフェアがその一つです。特にフェア情報は、予約率には大きな影響を与えます。
現実の世界に例えると「食べに行きたくなる魅力的なメニュー」といえるのではないでしょうか。魅力的なメニューをちゃんと提示してあげることは、何が提供されるか全くわからないお店より来訪や予約が高まるのではないでしょうか?
予約率に影響が与える3つの要素として、「タイトル」「写真」「興味あるコンテンツの有無」を紹介いたしました。予約率はどの式場でも一定ではありません。予約率に影響をあたえるものとして、こういった要素があることを本コーナーでは理解しておきましょう。
「来館数に直結する【ブライダルフェア】の書き方を
どうやって魅力的なタイトルを書くのか』より
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