あつみ:ウェディング媒体は式場を比較検討するのに向いています。ユーザーもそれを理解して「写真」や「料金」を比較するために使っている。だからこそ、式場側も比較されているということを念頭に、「フォトギャラリー」「プラン」「ブライダルフェア」という単位で細かく競合との差異を見ていかなくてはいけないんです。
小川:どの業界でも起きていることですね。その必要性は理解していても、そこまで手が回っていないんですよね?
あつみ:そうなんです!でもそこに取り組めば圧倒的に伸びるんです。私がマイナビウエディング編集長を務めていた時も、それらの改善で平均650%の来館予約の伸びを記録していました。
小川:それはすごいですね。それだけやりきれていない式場が多いということの証拠でもある。やれば勝てる状態というのはポテンシャルを感じます。
小川:それぞれの特性と役割を把握したうえで使いこなすことは必要不可欠ですよね。例えば、ウェディングWEB媒体は決まったフォーマットのなかでビジュアルや情報を簡潔に打ち出すことができる。フェアやプランなどの情報との掛け合わせで手早く来館予約まで導いてくれます。
一方、ホームページは自由な表現が比較的可能です。ビジュアルとコンテンツで、そのカップルをファン化することができる可能性を秘めています。
あつみ:ウェディング媒体とホームページの情報量でいくと、今の現状はホームページとウェディング媒体の情報量はほぼ変わらないという式場も少なくありません。
小川:やはり、そこには成功体験が必要ですね。WEB戦略を描くのは大変ですから、まずは我々がそのオーソドックスな型を作る。それを当てはめてカスタマイズしてもらうくらいがちょうどいいかもしれません。
あつみ:まさにそれがスクールのオリジナルテキストに盛り込まれるわけです。小川さん、これからドンドン作っていきますから、よろしくおねがいしますね!
小川:はい!それらを式場さんに使ってもらえることを想像すると、とても楽しみですね。
「来館数に直結する【ブライダルフェア】の書き方を
どうやって魅力的なタイトルを書くのか』より
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